KIDNEY HEALTH
当院における腎機能・尿所見統計
慢性腎臓病(CKD)の評価に用いるeGFRと尿蛋白・尿アルブミンについて、 当院で検査を受けた方の匿名集計をご紹介します。
01
慢性腎臓病(CKD)の進行を防ぐために
腎臓の状態は、血液検査のeGFRだけでなく、尿蛋白や尿アルブミンも合わせて評価します。 慢性腎臓病は、腎臓の異常が3か月以上続いていることを確認して診断するため、1回の検査だけで判断するものではありません。 異常を早く見つけ、血圧・糖尿病・生活習慣を管理し、適応を確認したうえでSGLT2阻害薬などを用いることで、 腎機能低下や腎不全への進行リスクを抑えることを目指します。
SGLT2阻害薬の主要試験では、持続的なeGFR低下、末期腎不全、腎疾患の進行などを組み合わせた評価項目が用いられ、 腎疾患進行リスクの低下が報告されています。治療は年齢、腎機能、尿所見、糖尿病や心不全の有無などを確認して選択します。
02
糖尿病以外:eGFRと尿蛋白/Cr比
集計期間:2025年10月〜2026年8月 集計対象:66人
糖尿病のない方は、eGFRと尿蛋白/Cr比を組み合わせて腎臓の状態を評価しています。
| eGFR区分 | A10.15未満 g/gCr | A20.15〜0.49 g/gCr | A30.50以上 g/gCr |
|---|---|---|---|
| G190以上 mL/min/1.73m² | 10未満低リスク | 10未満中等度リスク | 0高リスク |
| G260〜89 mL/min/1.73m² | 18低リスク | 10未満中等度リスク | 10未満高リスク |
| G3a45〜59 mL/min/1.73m² | 19中等度リスク | 10未満高リスク | 10未満非常に高いリスク |
| G3b30〜44 mL/min/1.73m² | 10未満高リスク | 10未満非常に高いリスク | 10未満非常に高いリスク |
| G415〜29 mL/min/1.73m² | 10未満非常に高いリスク | 10未満非常に高いリスク | 10未満非常に高いリスク |
| G515未満 mL/min/1.73m² | 0非常に高いリスク | 10未満非常に高いリスク | 0非常に高いリスク |
集計値に基づく自動評価(参考)
66人のうち、eGFR 60未満は38人(57.6%)、 尿蛋白/Cr比A2・A3は20人(30.3%)、 両方に該当した方は14人(21.2%)でした。この評価は集計値を固定ルールに当てはめた参考情報であり、AIによる個別判断や医学的診断ではありません。
03
糖尿病:eGFRと尿アルブミン/Cr比
集計期間:2026年2月〜2026年8月 集計対象:36人
糖尿病のある方は、eGFRと尿アルブミン/Cr比を組み合わせて腎臓の状態を評価しています。
| eGFR区分 | A130未満 mg/gCr | A230〜299 mg/gCr | A3300以上 mg/gCr |
|---|---|---|---|
| G190以上 mL/min/1.73m² | 0低リスク | 10未満中等度リスク | 0高リスク |
| G260〜89 mL/min/1.73m² | 15低リスク | 10未満中等度リスク | 0高リスク |
| G3a45〜59 mL/min/1.73m² | 10未満中等度リスク | 10未満高リスク | 0非常に高いリスク |
| G3b30〜44 mL/min/1.73m² | 10未満高リスク | 10未満非常に高いリスク | 0非常に高いリスク |
| G415〜29 mL/min/1.73m² | 10未満非常に高いリスク | 0非常に高いリスク | 10未満非常に高いリスク |
| G515未満 mL/min/1.73m² | 0非常に高いリスク | 0非常に高いリスク | 0非常に高いリスク |
集計値に基づく自動評価(参考)
36人のうち、eGFR 60未満は16人(44.4%)、 尿アルブミン/Cr比A2・A3は11人(30.6%)でした。 両方に該当する人数は10人未満のため、正確な人数と割合を表示していません。この評価は集計値を固定ルールに当てはめた参考情報であり、AIによる個別判断や医学的診断ではありません。